TPPって何？

この頃ニュースや新聞でやたらとTPPについて取り上げられているけど、
一体TPPって何？恥ずかしくて今さら聞けないし、
って思っている人いるんじゃないでしょうか。


TPPとは、日本語では「環太平洋連携協定」のこと。
英語では、Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreementの頭文字。


なんだか難しいですが、
経済の活性化を目指し、太平洋を囲む11の国が
貿易や人の移動、サービス提供などを自由にできるようにするための取り組みのことです。


参加している11カ国は、
アメリカ、カナダ、メキシコ、ペルー、チリ、オーストラリア、ベトナム
シンガポール、ブルネイ、マレーシア、ニュージーランドの国。


これに日本が参加するかどうかで、日々メディアに取り上げられています。


日本がなかなか参加に踏み入れられない大きな問題が関税。
日本は現在、EPA（経済連携協定）を各国と結んでいるのですが、
コメや砂糖などの全貿易品目の中で約1割に当たる940品目は
関税を撤廃したことがありません。


TPP加盟になるとそうも言ってられなく各国から
さまざまな品目の関税撤廃を要求してくるでしょう。
つまり、日本は自国の経済を守るためにかけていた関税を
緩めなければならなくなるのです。
関税を緩めれば、安く輸入できるものが増える訳で、
当然安く買える物も増えます。


まあ、たいていは安く買いたいのが人情なわけで
外国からの物が安く買えるようになると、それらにシフトしていきますよね。
そうすると、国内で生産している関係者は競争しなければならなくなり
競争力のないと生き残ることができなくなります。


俗に言われている「聖域」とは、コメ、麦、牛肉・豚肉、乳製品、砂糖の5品目。
聖域無き交渉はしない！
と阿部内閣が言っているっていうことは、
聖域を設けることを前提に交渉していきますよっていうこと。
そういうふうに言っておかないと国内で突き上げを食らうわけです。
でも、TPPに参加しないと外国から突き上げを食らう。


これからの日本は踏ん張りどころです。
東日本大震災からの復活は、世界中から注目されてます。
これから住み良い日本にするためにも、阿部政権には
頑張ってもらいたいものですね^ ^

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タグ：TPP